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5/24 礼拝動画・説教要旨

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聖霊降臨節第1主日 ペンテコステ礼拝
5月24日 (日) 10:30~
説 教 「聖霊の働きを信じて」山本一牧師                      
聖 書 マルコによる福音書4章26~34節(新p.68)
讃美歌   14,343,475,26

本日の説教要旨「聖霊の働きを信じて」
山本一牧師
マルコによる福音書4章26~34節
⚫️本日のペンテコステ礼拝に与えられた聖書日課は、マルコによる福音書に記された、イエス様の「神の国」のたとえ話です。小さな種が大きく成長していく姿を通して、私たちは、目には見えなくても確かに働いておられる聖霊の力に思いを向けるよう招かれています。
⚫️「神の国」とは、神の支配、すなわち、すべての人が神様の愛と恵みの中で幸いに生きる世界のことです。イエス様の時代、人々は律法や儀式、禁欲や修行、時には武力によって、神の国を実現しようとしていました。 しかし、イエス様はまったく違う仕方で神の国を語られました。「人が土に種を蒔き、夜昼、寝起きしているうちに、種は芽を出して成長するが、どうしてそうなるのか、その人は知らない。土はひとりでに実を結ばせる。」28節の「ひとりでに」は、原文では「アウトマトス」で、「人の力によらず、おのずから」という意味を持ちます。神の国は、人間の力で無理に作り上げるものではなく、神様ご自身の命の力によって成長していくものなのです。
⚫️私たちの社会は、何事にも早さを求めます。早く結果を出し、早く成長し、早く役に立つことが求められます。しかし、命あるものは、急がせればよいというものではありません。植物に必要なのは、土を整え、水を注ぎ、光を受けられるようにしながら、神様の時を信じて待つことです。人の心も、信仰も、教会の歩みも同じです。愛を注ぎ、祈り、待ち続ける中で、聖霊は静かに働いてくださいます。
⚫️また、イエス様は「からし種」のたとえを語られました。小さな種が大きく成長し、鳥が巣を作るほどになるというたとえです。これは、状況がなかなか変わらないように思えて苦しんでいた弟子たちへの励ましでもあったのでしょう。初めは小さな群れであった神の国の交わりは、時を経て世界中に広がり、この日本にまで及びました。神の国は、ゆっくりと、しかし確実に広がってきたのです。
⚫️私たちが蒔くべき「本当の種」とは、「神様はいつもあなたを愛しておられる」という福音のメッセージです。ある時、薬物からのリカバリープログラムを終えられた元ホームレスの方が、「今まで家族も周りの人も、『あれをしろ、これをするな』とは言ってきたけれど、誰も『神様が私のことを愛している』とは教えてくれなかった」と話されました。人を本当に生かし、立ち上がらせるのは、「神の愛」です。その小さな福音の種には、私たちの想像を超える命の力があります。今も聖霊の力が豊かに働いていることを信じ、私たちも福音の種を蒔き続けてまいりましょう。

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