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2/8 創立記念日礼拝動画・説教要旨

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本日の説教要旨「記念せよ、はじまりの日を」
望月修治牧師
出エジプト記13章3~10章
伊丹教会創立77 年の記念礼拝にお招きをいただきました。創立記念礼拝・・・記念することの意味は何なのかと考えます。それはわたしたちが「過去」とどう向き合ったらいいのか、あるいはどう向き合うことで「過去」はわたしたちの今を生かすのか、と問いかけることだと思っています。とりわけ教会の設立を記念することには深い意味があります。教会の設立は神がご自分の働きを表に出し見える化されることだからです。そして皆が神の働きを思い、納得する出来事だからです。
「伊丹教会五十年史」を読ませていただきました。伊丹教会が設立されたのは1949年2月13日です。しかしそれよりも3年も早い1946年に伊丹生活協同組合の2階で日曜学校が始まったことを知りました。伊丹日曜学校です。日曜学校が先に開始され、その後教会が設立されたという伊丹教会のような成り立ちを持つ教会・伝道所はあったとしてもごくごく稀なのではないかと思いました。
「五十年史」を読み進める中で、読み直させられた聖書箇所があります。出エジプト記13章3節以下の言葉です。遠い昔、神はモーセを召し出し、苦役に喘ぐイスラエルの人々をエジプトから脱出させました。13章には、イスラエルの人々がエジプトを出たその日に、モーセが人々に語った言葉が記されています。「あなたたちは、奴隷の家、エジプトから出たこの日を記念しなさい。」エジプト脱出という出来事を記念せよとモーセは人々に語ります。興味深いのは、エジプトを出発した日を記念せよと言っていることです。 始まりの時を記念する理由をモーセは語っています。「主が力強い御手をもって、あなたたちをそこから導き出したからである。」(13:3)このことは、エジプト脱出後に始まる40年の荒野の旅路で人々が出会うことになる他のどんな時よりも、最初の出発の時こそが主の御手の力強さを体験する時であったのだということを示します。そうであるならば、ここから始まる40年の旅路は、出発の時に知った主の働きの力強さを、いろいろな形で追体験しているに過ぎないのだと言ってよいのかも知れません。 始まりの時に、人はこれからの道のりのすべてが、自分の力によって運ばれ、目指す結果が得られるとは考えません。そこに自分の力や思いを越えた何かが働き、支えてくれることを心のどこかで願い、祈ります。そして振り返って気づくのです。自分の営みが始まるあの時、すでに神は深く関わり備えて下さっていた。だから私は旅立てた。そのことを忘れてはならない。そのためにモーセはエジプトから出た日、始まりの日を記念せよ、と人々に語ったのだと思います。

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